表ちゃんのしかえし
翌日もデュエルで王様に連敗してしまった表ちゃん。 色々デッキを再構築してみたり戦略コンボを考え中です。
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そんな表ちゃんの横でスナック菓子を食べだす王様。 表ちゃん、少々ご立腹。 |
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表「ちょっと! もう一人のボク!」 王「あ、相棒! さ、さっきは悪かった! いや、ええと、あれはたまたま俺の『ひき』がよかっただけで…」 表「そうじゃないでしょ、夕飯の前にお菓子なんか食べて!」 王「あ、ああ、すまない相棒」 おたおたの王様。 |
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王様「なんでもするから許してくれ」 おたおたする王様を見て表ちゃんはいいことを思い出しました。 表「本当に何でもしてくれるの?」 王「ああ、相棒のためならなんでもするぜ!」 |
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表「ぼくねぇ、いっぺんクマと一緒に住んでみたかったんだv」 王「クマ…?」 いきなりのことに眼を丸くする王様。 表「そう、クマのぬいぐるみ」 表ちゃんはにっこり笑いました。 |
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王「相棒のためならクマのぬいぐるみぐらい俺は買ってやるぜ」 まるで援交のオヤジのような発言をする王様(笑)。 表「うううん、違うよ。だってぬいぐるみは動かないじゃないか」 王「?」 |
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表「君にクマのきぐるみを着てほしいんだv」 王「!!!!」 表「ぼくのいうことなんでも聞いてくれるって言ったよね♪」 反論できない王様なのでした。 |
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とはいえ、やはりクマのきぐるみを着るなんて…。 なんとか表ちゃんの考えを改めてほしい王様。 |
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表「わ〜、掃除してくれたんだね、もう一人のボク」 王「ああ、これからずっと掃除は俺がするから、だから相棒…」 表「じゃあ明日はクマさんの掃除姿が見れるんだね♪」 やっぱり表ちゃんは許してくれませんでした(笑)。 |
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その日は二人でラグマットで熟睡。 なんだかんだ言っても心はつながっている二人。 寝相もそっくりです(笑)。 |
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翌朝。 しかたなくクマの着ぐるみを着る王様。 表「わぁ〜!とっても似合うよ、もう一人のボク!」 複雑な気持ちの王様です。 |
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表「うれしいなあ、ボク!」 王「そ、そうか、相棒が喜んでくれて嬉しい…ぜ…」 表「ずっとこのままでいてほしいなぁ」 王「相棒…許してくれ…」 きぐるみの中で涙する王様なのでした。 でも表ちゃんの笑顔はやっぱり嬉しいようです(笑)。 |